3月黄色いイペーの花と同じタイミングで、沖縄のあちらこちらで、
満開の吹雪花(フブキバナ)の花が見られます。
しかしこの植物、何故か!沖縄では「メイフラワー」と呼ばれています。
3月に咲くのにね?5月の花じゃないのにね??
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ここからはちょっと話が逸れます。
この「メイフラワー」という名前を検索すると、結構ややこしいことになって来ます。
先ず「メイフラワー」と聞くと、文学少女・少年だった方々は「あ、『赤毛のアン』に出てくる『サンザシ』の花だ」と思われる方も多いと思います。
ちなみに「サンザシ」の花はこちら。
Crataegus cuneata(wikipediaより拝借) |
落葉低木のバラ科の樹木になる花です。
んん?『赤毛のアン』の中では例えば、
「野原ではさんざしが咲き出し、茶色い葉の下からピンクや白の星のような花がのぞいていた」
なんて一文があります。
樹木に生る花だと、茶色い葉をどかしたら、顔を見せる花ではないですよね?
実は原作にある"Mayflower"は全く別の植物で、イワナシ属の学名"Epigaea repens" という小さな花の事でした。
Epigaea repens(wikipediaより拝借) |
この花なら「茶色い葉の下から・・・」という表現もうなずけますね。
イギリスでは、サンザシの花の事をメイフラワーという事から、日本語になった時に誤訳されてしまったようです。
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で!話は戻って、沖縄のメイフラワー。
ここまで話しておいて大変申し訳ないのですが、「吹雪花」の花が、何故沖縄で「メイフラワー」と呼ばれているのかは、現段階では分かりませんでした!
折に触れて、調べ続けたいと思います。
吹雪花は、南アフリカ原産の植物。
気候的には、イギリスやカナダに咲く植物より、こっちの方がしっくり来ますね。
吹雪花は、南アフリカ原産の植物。
気候的には、イギリスやカナダに咲く植物より、こっちの方がしっくり来ますね。
こっちのメイフラワーは花が小さすぎて、興味深くていろんな角度から見てしまいます。
花が終わった後。これも実と言って良いのかな?
母の友人の方のお話によると挿し木でどんどん増えるらしく、今度お庭にある枝を分けてくださると言って頂きました!
数年後の3月の我が家のベランダにも、この花が華やかに咲くのかな~♪
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