小林多喜二の母の物語 三浦綾子原作の映画『母』を観てきました。
パレット市民劇場で、本日のみの上映。
家族全員が貧しくても優しく、幸せだった頃のシーンから涙が出てきて、過酷なシーン以降はもう涙が溢れ出してきて最後まで止まりませんでした。
「人々の幸せを考えているから、いつも笑顔なんだよ」という多喜二の台詞。爪の先くらいでも私もこの思いでいたいと強く思いました。
上映前に
山田火砂子監督の舞台挨拶がありました。
84歳のご高齢でありながらも、なお絶えない情熱を持ち続けて映画を撮り続けるそのパワーにも脱帽。
実は身近にも同じ思いを感じている知り合いの80代の女性(N松さんという方)がいるのですが、その方も今でも精力的に活動されていて、時々は私なんかにもドライブに誘ってくださったり、ご自分で漬けた果樹酒をくださったり、常に優しさとパワフルさを持った方なのです。
出来れば私も将来こうあるべく、今からでも脳と身体を鍛えなければと決意新たな気持ちになりました。
そして映画を見終わって、主人公の母を演じられた寺島しのぶさんは、やっぱりもういろんな事を超越した女優さんだなあ!と。
多喜二役の塩谷瞬さん、父親役の渡辺いっけいさん、そして寺島しのぶさんという配役も、感動出来た理由のひとつな筈。
この映画の製作会社 現代ぷろだくしょんの今後の作品予告が、どれも内容が深く、なかなか沖縄で見れる機会が無いかもしれないのですが、チャンスがあったら是非とも観たいものばかりです。
現代ぷろだくしょん 公式HP http://www.gendaipro.com/
0 件のコメント:
コメントを投稿